今回の綺麗な銀河・星雲は、ふうちょう座(Apus)にある重力レンズ(Gravitational lens)効果による銀河団(Galaxy cluster)「PSZ1 G311.65-18.48」です(こちら)。
周辺に少なくとも4つの弧(右上に3つ、左下に1つ)があり、重力レンズによる背後にある1つの銀河団のコピーです。弧は愛称で「Sunburst Arc」と呼びます。上掲の画像を拡大すると(1つがこちら)、その銀河団は12個以上の銀河を含む事が分かりますが、地球から約110億光年離れた所にあります。
重力レンズの役割をしている前景の銀河団は地球から約46億光年の位置にあり、背後にある銀河団を10~30倍明るくしています。
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