大地と空が織りなす絶景(118) - カタールのアル=ワクラ市で撮られた大気の逆転層が発生している日の出時の「日食」


米国NASAのホームページに時々大地と空が織りなす絶景を映像として掲載する事があります。今回紹介するのはこちら


カタール(Qatar)のアル=ワクラ市(Al Wakrah)で撮られた日の出時の「日食(Solar eclipse)」:



上部で欠けているのは月によるもので、下部で欠けていたり両端が広がっているのは、大気光学現象(Atmospheric optics)の一つで「だるま太陽(Mirage of astronomical objects、Etruscan vase effect)」と呼ばれる現象で、普通ならば高度の上昇にともない気温が低下するはずなのに、逆に上昇している大気の逆転層(Temperature inversion)が生じているからです。

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