懐かしの「ムービーメーカー」を使ってみる(1) オートムービーと各種効果


今後オープンソースで開発が行われ、かなり細かな指定もできる動画編集ソフト「Shotcut」を紹介しようと考えていますが、その前に幾つか紹介してきた動画編集ソフトの中でも、その位置付けから気になったのが「ムービーメーカー(Movie Maker)」でした。既にマイクロソフト社のサポートは終了していますが、Windows10でも使ってみたいと言われるほどのニーズがあるようです。それはWindows標準のソフトであったというだけでなく、プロ的な映像編集作りのテクニックと形式を備えながら、操作が簡単な為ではないかと思います。



本ブログの記事ではこちらこちらこちらで紹介しています。
また、既にサポートは終了していますが、こちらで紹介している通り(記事は2020年3月に見直されている)、「Windows Live Essentials 2012」の一部としてダウンロードできます。我家のWindows 8.1上には以前からインストールしてあるのでその操作を確認していませんが、自己責任で利用してみては如何ですか。


今回から何回かで復習を兼ねて「ムービーメーカー」を使ってみます。



利用する動画素材と画像素材は「Pixabay」さんから、BGM素材は「フリーBGM・音楽素材MusMus」さんから各々借用します。



今回は雲海に突き出た富士山の画像1枚と雲海が懸かる山の空撮動画1本に加えて、BGM1曲を使います。これを登録した上で「オートムービー」の1つを選択し、「タイトル」と「クレジット」が加わった所がこちら



「クレジット」の内で不要な項目を削除するとBGMの1曲分より短くなってしまうので、画像を表示している時間を既定の7秒から14秒に変更した所がこちら(「タイトル」と「クレジット」の必要項目にテキスト入力してある)。




動画へ及びからの切替え効果(トランジション効果)を加えた所がこちらこちら






更に画像を表示している間の「移動および拡大」を適用します(こちら。回転動作)。




プロジェクトとしても保存しますが、目に見えるようにMP4ファイルとしてOneDriveに登録します(こちらこちら。懐かしい名前が出てきますが・・・)






出力した映像はこちらから見る事ができます。ファイルは25MBほどのサイズですが、ストリーミングで見る事ができるので待機時間は最小で済みます。また、この映像は誰でも見る事ができますが、共有する範囲も簡単に設定できます。

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