懐かしの「ムービーメーカー」を使ってみる(3) 映像のカット編集


今回は映像の希望する部分だけを取り込めるようにするカット編集を試みます。題材としてはこちらで紹介したロシア国営企業の壁紙画像を活用して”宇宙もの”にします。


画像素材はこちら、BGM素材は「フリーBGM・音楽素材MusMus」さんから各々借用します。動画素材として米国NASAによる映像を借用します。



早速画像を3枚取り込み、「タイトル」と「クレジット(の内の監督とサウンドトラック)」を挿入して必要なテキストを入力します(こちら)。



画像の順序が希望通りではないので、最初の1枚を3枚目となるようにドラッグ&ドロップで移動します(こちら)。




次にロケットの打上げ映像を画像の1枚目の後ろに挿入します(1枚目の画像を選択した上で「ビデオの追加」を実施)。動画が長いのでウィンドウ上で見られる範囲で収まっていません(こちら)。



動画は後程カット編集するので結果的には収まってしまうのですが、各種操作方法を使う目的で、メニュー「表示」のタイムズーム「縮小」でウィンドウ内で見られるようにします(こちら)。



動画部分を再生しながら、欲しい映像の前後で分割し(こちら。カーソルを位置付けてメニュー「ビデオツール」の編集「分割」を使用)、不要の前後部分を削除します。



他の方法として、抽出したい動画を選択して編集「トリムツール」をクリックして、こちらの様に再生画面下にあるスライダーの縦バーの前後を調整する事でも可能です。



結果としてこちらの様になります。




ここで1枚目の画像と動画に「ぼかし(黒へ)」の切替え効果(トランジション効果)を設定し、他の画像には横への「移動」動作を加えます(こちら)。



更に動画にフェードアウトを設定します(こちら)。




最後にBGMを2曲挿入します(こちら)。



2曲目の最初は無音になっていますので、開始位置をずらします(こちら)。



結果がこちらです。


実際にはこれの2曲共にフェードイン・フェードアウトを設定します。



最後に動画には音声が入っているので、それを生かす為メニュー「プロジェクト」の「ビデオの強調」を適用して、BGMの音量を下げます(こちら)。




結果として完成した映像はこちらです。



尚、加えていく操作が段々に多くなってきましたので、チェックポイントとしてプロジェクトの保存を適宜行う事をお勧めします。ムービーメーカーではやり直しの操作が出来ないので、期待した効果がなかった時に必要になります。

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