懐かしの「ムービーメーカー」を使ってみる(5) オートムービー機能の応用


オートムービー機能で作った映像では少し満足できないが、(映像、画像)クリップ毎に指定していくのは面倒という場合が多いと思います。オートムービー機能を使った後でも、どのような変更も加えられるのですが、今回はオートムービー機能の応用として、キャプションなどのテキスト編集を中心に再編集する事を目指します。



必要とする映像・画像を挿入し、必要により順序を変更してBGMを加えます(こちら)。




オートムービーのテーマから「移動および拡大」を選択した所がこちら




この時点で再生して気付くのは、BGMの最後にフェードアウト指定ができていない点です。映像と画像だけを挿入した状態で、オートムービーのテーマを選択すると、BGM選択を促がし(こちら)、その結果はフェードアウトの指定をしている事が分かります(こちら)。




つまりフェード処理指定までオートムービーのテーマ処理に入っている事になります。



ここで必要としない「クレジット(主演と撮影場所)」を削除し、タイトルと「クレジット」のテキストを入力しておきます(こちら)。BGMはこれまでと同様に「フリーBGM・音楽素材MusMus」さんから借用します。画像は「早朝散策」で植栽の花として掲載した写真で、「3D-Photo-Inpainting.ipynb」を使って作った動画も用いますす。




先ず、タイトルで背景色・テキスト色・輪郭を変更します(こちら。各種指定のメニューは画像上で重ね処理しています)。




各種指定の状況を確認すると、切り替え効果は「クロスフェード」、画像には「自動で移動および拡大」としている事が分かります(こちらを参照)。これは変更しない事にします。




各要素に対してキャプションを加えます。画像のキャプションにはテーマで「フェード」とされているのでそのままとして、テキストとその色や輪郭指定をします(こちら)。




動画には切替え効果以外にアニメーション指定はないので、最初の動画ではキャプションにテキストの「拡大」を指定します(こちら)



また、キャプション・テキストの映像が拡大している時間を長くする為に、動画再生速度を「0.7倍速」にし、テキストの表示時間の長さ調整もします(こちら。プルダウンメニュー以外の指定値が可能)。




同様に2番目の動画に対してもキャプションの設定・色・輪郭及びアニメーション指定をして完成したのがこちら

この記事へのコメント