今や地球を周回する数多くの地球観測衛星(Earth observation satellite)があります。そのデータは日々蓄積されると共に、容易に参照できるようになりつつありますし、課題となり得る映像は公開されます。ここでは各種形態での映像・データなどを採り上げていきたいと思います。
今回は米国地質調査所(United States Geological Survey、USGS)が運用する「ランドサット8号(Landsat 8)」による米国カルフォルニア州ビッグサー(Big Sur)で2017年5月に起きた地滑り「Mud Creek landslide」です(こちら)。
地球観測衛星「Sentinel-1」や「TanDEM-X」を使った2019年の調査報告書によると、徐々に地滑りを起こしていたが(「安定した地すべり(Stable landslide)」!?)、干ばつと突然の降雨が突然崩壊した結果だと云います。数週間前には小さな土砂崩れが発生していたので、予防措置として高速道路を閉鎖していたそうです。
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