米国NASAのページでは、火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」の火星着陸成功を裏付ける、火星周回中の多目的探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」からの写真などを公開しています。
先ず、着陸の概要手順がこちら。火星大気との摩擦熱に耐えてパラシュートを開いた状態になると「Heat shield」を分離し、着陸の最終段階でパラシュート(Parachute)+「Back shell」と探査機を抱える「Descent stage」(こちらのイラストを参照)を分離すると共に、「Descent stage engines」を噴射して探査機を着地させ(こちらのイラストを参照)ケーブルを切り離して離れます。
この着陸方式は火星探査車「キュリオシティ(Curiosity)」と同じで、NASAは火星探査機の着陸方式を確立した事になります。尚、探査機「パーサヴィアランス」自体も多くの部分で「キュリオシティ」の仕組みを流用しています。
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