4月の「SpaceX Crew-2」受入れで、ISSで「SpaceX Crew-1」の接続位置を変更へ


米国NASAのこちらの記事によると、日本時間4月5日19:29~20:15(現地時間:4月5日6:29 a.m. から 7:15 a.m.)に、JAXAの野口聡一宇宙飛行士を運んだクルードラゴンSpaceX Crew-1」の接続位置を変更する作業を行います。



現在の「SpaceX Crew-1」は国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)の結合モジュール「ハーモニー(Harmony、Node 2)」(こちらを参照)の「Node 2 Forward(PMA-2)」に接続されていますが、「Node 2 Zenith」に移動します。



「ハーモニー」には多くのモジュールが接続できます。実際に「Node 2 Port」には日本実験棟(Japanese Experiment Module、JEM)「きぼう(Kibō)」(こちら)が接続されています。




接続位置の変更目的は、4月22日(現地時間)に打上げるクルードラゴン「SpaceX Crew-2」を受け入れる為です。

「SpaceX Crew-2」にはJAXAの星出彰彦宇宙飛行士が搭乗する事になっています。また、「SpaceX Crew-1」は4月下旬から5月上旬にISSを離れて地球帰還する予定ですから、ISS上で日本人宇宙飛行士が並んでいる写真を見る事ができるでしょう。

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