大地と空が織りなす絶景(595) - イタリア・スペツィアで撮った、2018年7月の皆既月食


米国NASAのホームページに時々大地と空が織りなす絶景を映像として掲載する事があります。今回紹介するのはこちら


イタリア・リグーリア州ラ・スペツィア(La Spezia)で撮った、2018年7月の皆既月食(Total lunar eclipse)の光跡:



この皆既月食は21世紀で見られる中で最長の1時間 42 分 57 秒でした(こちら)。皆既月食時間が長くなる条件は、月が地球の影の中心を通過する事、月の楕円軌道で地球-月間の距離が遠地点(Apogee。結果として地球から遅く動いているように見える)にある事です。最大可能な時間は1時間47分で、2000年7月の皆既月食は1時間46.4分でした。

この記事へのコメント