MLBエンゼルスの大谷翔平選手が、3日(日本時間4日)に本拠地のレンジャーズ戦で「2番・投手」で先発し7回まで7安打2失点でしたが、今季最多の117球を投じ8奪三振を奪うなど力投し味方打撃陣・継投陣の活躍で今季9勝目(1敗)を挙げました。ここでピンチになると100マイル(160キロ)前後の高速球を投げ、9月に入っても疲れを見せない活躍をしています。
投球分析家のRob Friedman (@PitchingNinja)さんは高速のストレートとスプリットの投球映像を重ね合わせ、ボールをリリースするまでのフォームと球筋を比較して1つの映像で見られるようにしています(こちら)。
Shohei Ohtani, 88mph Splitter and 98mph Fastball, Overlay. pic.twitter.com/oDWdH8WaXl
— Rob Friedman (@PitchingNinja) September 4, 2021
一方、明けて4日(日本時間5日)は「2番・指名打者」で出場し右翼席中段へ両リーグトップを走る43号3ランを放つなど、登板翌日のホームランは9発目という様に二刀流でも成果を出しています。
専門化し力で押すMLBの中で、イチロー選手の小技と技量で嘗ての大リーグ記録を振り返りましたが、大谷選手はMLB選手に劣らない力と走力で野球のオリジナルな形を思い出させてくれているように思います。
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