武漢肺炎の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が9月末ですべて解除へ


19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が、9月末ですべて解除される事になり、9月28日の夕方に菅首相が記者会見しています(こちら)。その背景をデータで確認できます。



首相官邸ホームページの武漢肺炎ワクチン接種状況ページ(こちら)によると、9月28日時点で2回接種を済ませた日本国内に住んでいる人は58.0%%に達しました(こちら)。

ワクチン接種(日本)screencapture-kantei-go-jp-2021-09-29_Cut_s.jpg


今月末までに2回接種者が60%以上になるまで+2%ですが、職域接種の接種データが30日に登録する事になっているという話しもあるので、達成できる可能性はあります。


尚、NHKの世界の主要国におけるワクチン接種の状況(こちら。参考元データは異なります)はこちら

ワクチン接種(世界)screencapture-www3-nhk-or-jp-2021-09-29_Cut_s.jpg



一方、NHKの感染状況HP(こちら)によれば、国内の新規感染者数・重症者数や入院中・療養中などの人数が急激に減少していますし(こちら)、死者数も減少傾向になってきています。

国内感染状況screencapture-www3-nhk-or-jp-2021-09-29_Cut_s.jpg


感染者数の世界的な傾向はこちらで見られますが、9月27日時点の状況(こちら)として日本は米国・欧州主要国と比べるとうまく対処できた国に挙げられます。

国別感染状況screencapture-2021-09-29_Cut_s.jpg



菅首相の記者会見でも話しが出ているように、医療体制やワクチン・治療薬開発での問題・課題の他、個人の行動制限での問題・本質的課題も見えてきています。短期的には第6波への対応が必要で、中長期的には体制・組織の改編・強化と法律などの見直しが求められそうです。

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