綺麗な銀河・星雲(1982) - これまでで最も初期のライマンブレーク銀河「JADES-GS-z14-0」


今回の綺麗な銀河・星雲は、ライマンブレーク銀河(Lyman-break galaxy)「JADES-GS-z14-0」です(こちら)。


ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope、JWST)による近赤外線画像



これまでにビッグバン以降で最も初期の銀河として観測されたライマンブレーク銀河「JADES-GS-z13-0」の赤方偏移(Redshift)は z = 13.2 でしたが、「JADES-GS-z14-0」では z = 14.32 を観測している事から僅か2億9000万年後の銀河の姿であろうと考えられています。

また、JWSTの中赤外線データからは、「JADES-GS-z14-0」に既に酸素が存在していたと考えられ、複数の世代の大質量星がすでに一生を終えていた事を示唆していると云います(つまり、もっと初期の銀河が発見されるだろうとしています)。

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