日本政府は情報セキュリティに対する普及・啓発の為毎年2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」と定めており、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を中心に”攻殻機動隊”とタイアップして広報活動を始めました。
その入口となるのがこちらのサイト。
更に「みんなのサイバー天気予報」としてTwitter(@nisc_forecast)などのSNSで情報発信を開始しました。サイバー(セキュリティ)の天気予報とは何かと思いましたが、当面の内容は「基本的には短いコメントや語りを加えたオリジナルソースへのリンク」で、こちらによると以下の考え方です。
- 極力ターゲットにとって必要のない情報は発信しない
- 発信過多で食傷気味になり、忌避しないようにする
- 伝えたい情報を伝えるため、読み続けてもらう「おかず」の面白コンテンツを提供する
- 発信者の個性を打ち出し、単なる機械的な情報発信ではなく、顔の⾒える情報発信を行い、人対人のつきあいにする(そのためにNISC公式アカウントとは別アカウントとする)
- ターゲット層の目線に合わせた発信文面とし、「⼀緒にサイバー空間の安全を守っていこう」という姿勢を明確にする
実際にはこんな感じです。
「ネットワークビギナーのための」って書いてあるけど、全然ビギナーじゃない?いやいや慣れですよ、慣れ。まずはおうちで一人、サークルで一人、小さい会社で一人、セキュリティに詳しい人になって、私たちと一緒にネットを守りましょう!(2/2) pic.twitter.com/yp4oNExKjn
— NISC@みんなのサイバー天気予報 (@nisc_forecast) 2016, 2月 1
今後「天気予報」という言葉にマッチした内容になるかは分かりません。実際に直近に起こった事例を拡散の可能性・傾向も含めて分かり易く(若干恐怖心を持つように・・・)発信する様になれば、「天気予報」と言えるかも・・・
取り敢えず私が心配するのは、”攻殻機動隊”のキャラクター(イメージ、名称)を使った変なサイトへの誘導やウィルス・ダウンロードの危険性です。
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