今回は(私にとって)珍しく見えた商品など。
第一が防湿庫(商品名はオートクリーンドライ)です(こちら)。多数のカメラ・望遠レンズを持っている人向けで、一定の湿度を保ちレンズに発生しやすいカビを防ぎます。
第二が静止画をつないで動画に見せるタイムラプス(Time-lapse)をサポートするカメラ台(こちら)で、典型的な例が星の光跡を動画とする為に連続的に若干移動しながら写真を撮るあれです。2つの三脚の間に掛けたパイプに容易に移動できるカメラ台が乗っています。外見は簡単に見えながら、台を移動する動力部分を含めると非常に高額です。
第三もカメラ台ですが、テレビなどでレポーターがカメラマンを兼ねて街歩きしながら、レポーター目線で映像を撮る為に使われたりするスタビライザーです(こちら)。左右にあるオレンジのボタン(2+1)を使って、レポーターが体の向きを変えてもカメラを一定方向に保っていたり、カメラ台の動きが急でもゆっくり後追いの様にカメラを回転させたりできます。
こちらは早い動作の被写体を撮る場合などに使うハンド・スタビライザーです。片手で被写体を追えるので便利です。
第四がこちらのある意味普通の三脚ですが、スマートフォンを載せています。スマートフォンのカメラは(自撮りを含めて)気軽に手操作で撮って楽しむものと思っていましたが、これまでのカメラと同じ使い方をするニーズがあるのだと感じた瞬間でした。
第五は国立天文台が計画している次世代超大型望遠鏡「30メートル望遠鏡(TMT、Thirty Meter Telescope)」の出展、勿論模型です。このような展示は想像していませんでした。
TMTについてはマウナケア山頂の保護地区利用許可の承認手続きを巡ってトラブルがあり、完成までどうなる事か・・・
来年の次回開催は2017年2月23日(木)~26日(日)です。
この記事へのコメント