ロイターのこちらの記事によると、弾道飛行型の有人宇宙船「ブルーオリジン・ニューシェパード(Blue Origin New Shepard)」を計画しているブルーオリジン社(Blue Origin)のジェフ・ベゾス(Jeffrey Preston Bezos)氏(Amazon.com の共同創設者)が、メディア向けの工場見学における会見で、上手くいけば2018年に乗客を乗せる打上げを考えていると発言しました。
工場で製造中のクルーカプセルの写真がこちらとこちら。6機の"New Shepard vehicles"の製造を計画しています。
2017年にはテストパイロットが搭乗した打上げを行い、成功すれば2018年から乗客を乗せる打上げが可能になるだろうとしています。乗客は1回につき6人が搭乗でき、高度100㎞の宇宙空間で数分の無重力を体験できます。
本ブログのこちらとこちらの記事で紹介している通り、垂直離着陸できるロケットの再利用に成功しており、低価格で利用できると思われますが、今回も料金は公開しませんでした。
- ブルーオリジン・ニューシェパード・ロケットが高度100kmまで到達した後、垂直着陸に成功【2015年11月26日】
- ブルーオリジン・ニューシェパード・ロケットの再利用に成功!【2016年01月24日】
ヴァージン・ギャラクティック社(Virgin Galactic)が計画している同様のサービスは25万ドル/人であり、それと同じ程度としても普通の民間人にはまだ手が届きません。
こちらにアニメーションがありますので、私は夢想する事にします。
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