スコットランド紀行(18) - 運河の閘門があるフォート・オーガスタス


スコットランド滞在第7日目は、アビモア(Aviemore)からレター・フィンレイ(Letter Finlay)という小さな村へ移動途中で、古城遺跡アーカート城(Urquhart Castle)と閘門(Lock)があるフォート・オーガスタス(Fort Augustus)を訪れました。前景に掲載したルートをこちらに再掲します。



今回はフォート・オーガスタスにある閘門です。閘門は、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させる為に設置しています。インヴァネス(Inverness)からネス湖(Loch Ness)の南端にあるここに至り、オイック湖(Loch Oich)やロッキー湖(Loch Lochy)を経てフォート・ウィリアム(Fort William)まで通じるカレドニア運河(Caledonian Canal)の一部です。



フォート・オーガスタスの閘門は5段になっていて、ネス湖側から撮ったのがこちら


赤〇を付けた掲示板に運行作業の時間を掲載していました。

閘門の上方から撮った所がこちら




運航作業時間までこちらこちらの様に待ちます。



上掲2枚の写真の何れも右側方向に閘門があります。



こちらこちらの様に最初の1段目に船を誘導します。



この時道路に架かっていた橋(swing bridge)も回転させます。



予定(予約した?)の船が入ると門を閉じ(こちら)、第1段目と2段目の水位と合わせるように(2段目から)給水します。


単に詰め込むだけでなく護岸にロープ固定しますので、かなりの時間が掛かっていました。この時ある一艘のヨットで小学生ぐらいの男の子が、護岸の人と組になってロープ固定の作業をしていたのには感心しました。

この作業を5段繰り返します。運航作業は1日に何度も行われる訳ではないので、時間に余裕がないと利用できません・・・良いタイミングでフォート・オーガスタスを通過した事になります。運航作業が始まるまで周辺の観光をしていましたので、1段の作業が終わった所で宿泊するレター・フィンレイへ移動する事にしました。



尚別途投稿しますが、フォート・ウィリアム近くの閘門もスカイ島(Isle of Skye、Skye)観光の帰りに見学しました。


 

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