スコットランド紀行(23) - グレンフィナン高架橋とチャールズ記念塔


スコットランド滞在第9日目は、ロッキー湖(Loch Lochy)中央部のレター・フィンレイ(Letter Finlay)という小さな村から、スコットランド西部の港町オーバン(Oban)への移動です。その間、グレンフィナン高架橋(Glenfinnan Viaduct)やカレドニア運河(Caledonian Canal)のバナビ閘門(Neptune's Staircase、Banavie Locks)、そして雄大な景観のグレンコー(Glen Coe)に行きました。



今回はグレンフィナン高架橋です(こちら)。これは世界最古のコンクリート製鉄道高架橋で、現役です。ウエスト・ハイランド線(West Highland Line)が通っています。




ハリーポッターの映画で使われたり、カーブを描いた姿は魅力的ですが、目的は蒸気機関車「ジャコバイ号(Jacobite steam train、The Jacobite)」がフォート・ウィリアム(Fort William railway station)を出発してこの陸橋を通過する場面を撮ろうという訳です。ジャコバイ号の通過時間を狙って人が集まっていました(こちら)。




ジャコバイ号が高架橋を通過している雄姿がこちら




付近にチャールズ記念塔(グレンフィナン・モニュメント、Glenfinnan Monument)があります(こちら)。


チャールズ・エドワード・ステュアート(Charles Edward Stuart)はジャコバイト(Jacobite)の支持を受けてここで旗揚げ・蜂起しますが、カロデンの戦い(Battle of Culloden)でイギリス政府軍に敗れます。

チャールズはスコットランドでは人気が根強いようで、モニュメントの塔だけでなく、ここの観光センター内に戦場の軍配置模型などを展示していました。スコットランドの旅行をしながら、イングランドとスコットランドの歴史を調べる(知る)と、非常に深く感じる所がありました。

尚、ジャコバイ号の名はジャコバイトからきている事は認識できると思います。


 

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