スコットランド紀行(30) - エディンバラ城(2)


スコットランド滞在第12日目でエディンバラ城(Edinburgh Castle)観光の前回から続きです。



エディンバラ城内の配置図をこちらに再掲しておきます。




[14]は「落とし格子門(Portcullis Gate)」でしたが、「アーガイル・タワー(the Argyle Tower)」と呼ばれます(こちら)。スコットランド貴族の第9代アーガイル伯(9th Earl of Argyll、Archibald Campbell)が、モンマスの反乱(Monmouth Rebellion)で敗れ、処刑の前にこの上層部分に幽閉されていました。



内部がこちらで、どちらかというとアーガイル伯を称える雰囲気・・・。





[18]・[20]・[21]・[22]で囲まれた中庭「クラウン・スクエア(Crown Square)」がこちら。正面は[21]のスコットランド国立戦争記念館(Scottish National War Memorial)で、内部は撮影不可。




並ぶ列は[18]のロイヤル・パレス(Royal Palace)へ入場の為。私はもう一つの[17]付近の入口から入り螺旋階段を登りました(こちら)。




先ず、歴史的な展示解説があります(こちらこちらこちら)。






そして注目の[19]のクラウン・ルーム(Crown Room)ですが、内部は撮影不可で、直前の部屋に同じ様な形で王冠(the crown)・王笏(the sceptre)・国家の剣(the sword of state)の展示がありました(こちら)。



この3点は「Honours of Scotland」と呼ばれます。また「スクーンの石(Stone of Scone、Stone of Destiny)」もありました。スクーンの石は、スコットランド王家の守護石とされていたのですが、イングランドに戦利品として奪い去られ、扱いも酷かったんで敵対意識を高める事になっていました。700年経ってから返還されエディンバラ城に保管されています。



その他、「The Laich Hall (King's Dining Room)」(こちら)や「Mary Room(the Birth Chamber)」と呼ばれる小部屋も見る事ができました。





次回もエディンバラ城です。


 

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