付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」を使ってみる【改訂】


Windows 10で標準搭載の付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」がVer2.0になったのを機会に使ってみました。自動更新になっているので最新版がスタートメニューの分類「S」にある「Sticky Notes」から開始できます(こちら)。


必要によりタスクバーにピン留めしてください。上掲の通り、新しいメモの追加や、不要メモの削除が容易です。



通常のテキスト入力と同様に日本語変換が可能です(こちらを参照)。




「・・・」をクリックするとメモの下地色を変更できます(こちらを参考)。


メモの左下にある歯車をクリックすると「設定」になります(こちらを参照)。マイクロソフトのStoreにあるスクリーンショットの「Added intelligence」に対応して、「インサイトを有効にする」はBing検索やCortanaとの連動を想定しているようですが、日本語版では未だ使えないようです。



メモのサイズも縦横・斜めの方向に、拡大・縮小ができます(こちらを参照)。




基本的な機能だけのようですが、ショートカット・キーの扱いは「Word」並みの操作ができます。以下に確認した範囲で示します(一部に「Word」の場合と異なる)。

日本語変換との関連
【キー】    【操作内容】
Shift    押しながらの英字入力で大文字になる
Enter    文字入力後の漢字やカナなどの変換を確定する
Space    空白入力
F6    ひらがな変換
F7    カタカナ変換
F8    半角変換変換
F9    全角英数変換
F10    半角英数変換


テキスト編集との関連
【キー】        【操作内容】
Ctrl+A    すべてのテキスト選択
Ctrl+C    ドラッグしたテキストのコピー
Ctrl+V    ペースト(貼り付け)
Ctrl+X    カット(切り取り)
Ctrl+Z    直前の操作を作業前に戻す
Home    カーソル位置を行の先頭へ移動
End    カーソル位置を行の末尾へ移動
Shift+Home    カーソル位置から行の先頭まで選択
Shift+End    カーソル位置から行の末尾まで選択
Ctrl+Home    メモの先頭へ移動
Ctrl+End        メモの末尾へ移動
Ctrl+Shift+Home    カーソル位置からメモの先頭までを選択
Ctrl+Shift+End    カーソル位置からメモの末尾までを選択
Ctrl+Shift+L    リスト作成(半角で”*”+” ”と同じ)


その他
【キー】        【操作内容】
Ctrl+N    メモの新規作成(メモの左上にある「+」と同じ)
Alt+F4    メモを閉じる、またはアプリの終了
Ctrl+PageUp    同じカーソル位置で先頭の行へ移動
Ctrl+PageDown    同じカーソル位置で末尾の行へ移動

「Ctrl+Shift+L」などの様にモード開始を設定した場合、解除にも同じ操作を行います。リストでは新しい行の”・”を削除しても解除になります。



他に右クリックメニューがあり、状況により内容は若干異なりますが、ショートカット・キーの一部機能を行う事ができます(こちらを参照)。




【改訂】 2017年12月28日 18:15 リスト作成機能の記述追加


 

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