第4日目の観光で「コインブラ(Coimbra)」は、歴史ある「コインブラ大学(University of Coimbra)」が中心になりました。13世紀に設立されたポルトガル最古の大学であり、欧州でも最古参級です。
観光の目的は大学に関する世界遺産です。前回の「サンタ・クルース修道院(Monastery of Santa Cruz )」は、ソフィア地区(Sofia)にありますが、大学はアルタ地区(Alta)にあります。
多くの対象建物の内、旧大学関連で総合図書館が眼目です。こちらの「鉄の門(Porta Férrea、The University's Palace Gate)」をくぐって入ります。
ゲート前にはこちらのモザイク(the University's seal ?)があります。
図書館への入館は指定時間での予約者が対象なので、その前に旧大学舎などを見ました。旧王宮(the Alcaçova Palace)だけあって中庭を囲むように豪華な建物で、こちらが旧大学舎(Paço das Escolas[ポルトガル語])。中央階段を上ります。
中央階段から中庭の方向を撮ったのがこちら。
最初に入った部屋「武器室(Sala das Armas)」がこちらで、王宮時代の展示ですが、武器は現在でも正式な儀式で使われます。。
窓から撮ったこの一枚で大学の建物が高台にある事が分かると思います。
こちらやこちらは「帽子の間(Sala dos Capelos、The University's Grand Examination Room)」で、総長就任式や学位授与式といった大学の式典を行っています。旧王宮時代は玉座でした。
こちらは「私的試験の間(Sala do Exame Privado)」で、学士号を取得した卒業生が秘密の口頭試問を受けました。旧王宮の時は国王が滞在した場所で、現状は18世紀初期の改装した結果です。
中庭に出て、こちらは「ミカエル礼拝堂(Capela de São Miguel[ポルトガル語])」です。マヌエル様式(Manueline)の門です。中に入っていませんが、借用した写真ではこちらのように素晴らしい内装です。
卒業生はここで結婚式を挙げるのが誇りになっています。
中庭に立つこちらは「ジョアン3世(John III)」の像です。彼はコインブラ大学が政局でリスボンとコインブラの間を行ったり来たりしていたのを止めさせました。
漸く総合図書館の投稿になりますが、量が増えたので・・・次回にします。
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