コピーと同期を一括で行うバックアップ「BackupF2F」を使ってみる(6)


「バックアップ」と云う通り、これまではコピー元フォルダにあるファイルに対して、(リカバリーは別にして)処理を行う事はありませんでした。「BackupF2F(Ver 0.5.6)」では、メニュー「オプション」によってコピー元フォルダにあるファイルに対して処理を行う事ができます(こちらこちらを参照)。





先ず、上掲の第1の場合のバックアップ(「同期」)では、「コピー元にない場合は、コピー先からコピーする」ので、誤操作で削除したファイルを復帰(リカバリー)するというイメージです。

コピー元にある更新したファイルは、通常のバックアップの通り、コピー先のファイルに上書きします。上掲の第1の場合の更新では、コピー先のファイルを更新するとこちらの様に、新旧のファイルのどちらを採用するか判断する必要があります。



これはメニュー「オプション」→「コピー先が新時刻で異なる内容なら上書き確認」でチェックが入っている為です。そこでそれを外しメニュー「オプション」→「コピー先が新時間で異なる内容ならコピー元へ上書き」にチェックを入れます(こちら)。



バックアップ(「同期」)を行った結果がこちら



ここで上掲の2つ目に事項(「コピー元を削除する」)になっていると、コピー先フォルダのファイルを削除すると、コピー元フォルダのファイルも削除されます。また、ファイル名を更新するとこちらの様に削除&コピーを行います。




結果として、クラウドを経由してデバイス間の情報を一致(同期)する機能と同様になります。但し、これらのオプションは元フォルダのファイルに対して処置するので、「バックアップ」という意識の中で利用する事はお勧めできません。



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