サントリー美術館で開催している「京都・醍醐寺−真言密教の宇宙−」展に行ってきた


サントリー美術館で開催している「京都・醍醐寺−真言密教の宇宙−」展(期間:2018年9月19日~11月11日。2019年1月末からは九州国立博物館で開催予定)に行ってきました。



こちらに展示の様子を示す動画がありますが(前期・後期で入替えあり)、東京での開催後半という事もあるのか、開館早々から非常に混んでいました。



「宗達とその時代」の鑑賞というテーマは異なりますが、醍醐寺・霊宝館は訪問した事があります(こちらを参照)。



今回の展示では国宝の「薬師如来および両脇侍像」(こちら)をはじめ多数の国宝・重要文化財が並びます。尊像、屏風、障壁画、曼荼羅図、法具の他、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で詠われた歌を記した短冊(こちら)や醍醐寺に伝わる古文書・聖教類である「醍醐寺文書聖教」など幅が広い。





「満済准后日記」(室町時代前期)や「義演准后日記」(豊臣末期~徳川初期)などの展示もあり、時の政権と座主との深い関わりがあった事から、政治・外交・社会状況を知る上で重要な資料になっています。



また、仏像や仏画を作る為の下図「白描図」を展示しているのも珍しい(こちら)。




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