MS-Officeとファイル互換性が高い「LibreOffice」最新版(Ver 6.2) - データーベース機能「Base」(6)


前回は「家族用血圧・脈拍・歩数データ」テーブルと「家族一覧」テーブルを作り、その連携をできるようにした上で、家族の健康管理用データが1つのテーブルの様に見えるようにしました。

今回はデータ入力をし易いような画面を「フォーム」として作ります。見た目だけの改善ですが、フォームの画面編集操作になります。



データベースファイルを開いて、フォームの「ウィザードを使用してフォームを作成」を選択します(こちらを参照)。


「フィールドの選択」では家族用データのテーブルを選び、全ての項目を移動しておきます。



「サブフォーム」の設定はしませんのでスキップして、「コントロールの整列」で表形式ではなくて項目名と項目入力フィールドを近くに表示する形式のものを選択します(こちらでは2つ目を選んでいます)。




更に「スタイルの適用」で画面の時の色などを選択し(こちら)、フォームの「名前の設定」をして(こちら)完了します。






次にフォームの「編集」に移ります。フォーム名に対して右クリックメニューで「編集」を選択します(こちら)。



何も編集していない状態としてこちらを表示します。




各項目を選択するとドラッグでフォーム設定範囲内を移動できます(こちら)。


入力府イールドの長さも変更できます。



入力の支援をする為に「個人識別ID」の凡例をテキストで表示するようにします。フォーム編集画面の左下にある「フォームデザイン」アイコンをクリックし、下部の「テキストボックスの挿入」アイコンを選択します(こちら)。


ここでは「個人識別ID」の下にドラッグでテキストボックスを設定して、凡例を入力しています。



表示するテキストのフォントの選択も行えます(こちら)。


イラストを入れたり、凡例に吹き出しを使うと柔らかい感じを出せるかもしれません。



フォームの編集を終えて、フォームからの入力を行う為にダブルクリックで起ち上げると、こちらのように表示します。




今回編集したフォームでは入力済みのデータを表示しますので、下部にあるレコード操作できるアイコン(|<・<・>・>| など)で最終レコードの次に移動してから入力します。



データを修正したい時などには便利ですが、データ入力操作では煩わしく感じると思います。次回は入力操作を想定したフォームデザインを行います。



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