スエズ運河の大型コンテナ船離礁で潮位の効果


こちらの記事によると、スエズ運河で座礁し、航路をふさいでいた大型コンテナ船「EVER GIVEN」の離礁には、(他の作業結果も大きな要因となっているでしょうが)満月の大潮による潮位が効果を及ぼしたようです。29日昼頃(現地時間)の潮位は、3月で最も潮位の高くなる日で、早朝の干潮時との差が1.7mもあったとの事。




3月23日朝の座礁時の潮位も最悪のタイミングだったようで、3月で最も潮位が低いのが前日の3月22日でした。勿論気象条件も日本でなら「非常に強い風」とする風速20m以上となっていました。船舶の大きさと気象条件・潮位を考慮した運航条件の見直しが必要のようです。

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