出雲地方の旅行記(13) - 石見銀山(4)

前置きが大分長かったようですが、いよいよ「龍源寺間歩(まぶ)」です。入口付近の様子がこちら。右の建物は入場券の販売所。「龍源寺間歩」は、鉱脈に沿って掘り進む方法に比べ、より大規模な採掘方法を採用し、代官所の事業として行われました。ある程度鉱脈の状況が分かると鉱脈を貫く水平な横坑を掘り、鉱脈が見つかるとそれに沿って採掘していく方法です。横坑は採掘して鉱石の搬出にも使われましたので、こちらの入口と同…

続きを読む

出雲地方の旅行記(12) - 石見銀山(3)

石見銀山の「龍源寺間歩(まぶ)」への散策の続きです。カタログから抽出した散策マップをこちらに再掲しておきます。 「龍源寺間歩」に至る両側の崖が迫る道の途中のいたる所にも、「間歩」があります。こちらは「新切間歩」で、階段を登り切った右の小さい穴が坑道入口です。こちらは「福神山間歩」です。写真の坑道以外に直ぐ横に2か所の入口があります。各「間歩」には番号が付けられ、600ぐらいあるとされます(こち…

続きを読む

出雲地方の旅行記(11) - 石見銀山(2)【改訂】

石見銀山の「龍源寺間歩(まぶ)」への散策の続きです。カタログから抽出した散策マップをこちらに再掲しておきます。散策の途中には墓所やお寺が目立ちました。江戸時代に銀山の労働力の担い手は親の跡を継げない次男・三男以降でした。大東亜戦争時の炭鉱労働者がそうであったように、厳しい労働に対する対価は高かったとの事で、近隣地域だけでなく全国からも人々が集まってきました。実際3千万人ほどがその時代の日本の総人…

続きを読む

出雲地方の旅行記(10) - 石見銀山(1)

第3日は「石見銀山」の見学でした。世界遺産に登録された直後の興奮から覚めたのか、平日の早い時間だったのか(?、am9時)、「石見銀山世界遺産センター」はあまり人影はありませんでした。このセンターが起点で、バスで徒歩出発地点の「石見銀山公園」に行くのですが、センターのスタッフから公園の駐車場が(朝早いので)まだ空いているだろうとの助言をもらいレンタカーで直接公園へ。確かに20~30台泊められる駐車…

続きを読む

出雲地方の旅行記(9) - 足立美術館(2)

第2日の2つ目「足立美術館(Adachi Museum of Art)」の続きです。パンフレットによると春はサツキ・ツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季によって違う景色を楽しめます。近くに住んでいる場合には羨ましい環境です(入館料は安くありませんが・・・年間何度も入館できるパートナーズカードを購入する手はあります)。庭園は13年連続で庭園日本一を維持しているだけあって、専任の庭師を置きス…

続きを読む

出雲地方の旅行記(8) - 足立美術館(1)

第2日の2つ目が「足立美術館(Adachi Museum of Art)」でした。米国の日本庭園雑誌による日本庭園ランキングで、初回から13年連続で庭園日本一を維持している日本庭園と横山大観作品の収蔵数で有名です。こちらは庭園マップで、各庭園の写真へのリンクもあるので基本省略しますが、そこにない点を補足しておきます。日本庭園 | 足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART via kw…

続きを読む

出雲地方の旅行記(7) - 鳥取砂丘

第2日は鳥取砂丘と足立美術館でした(こちらを参照)。今回は鳥取砂丘(Tottori Sand Dunes)です。前の投稿で書いている通り、カー・ナビのルート情報が最新で無い為に若干戸惑いましたが、運転としては殆どで高速道が使えたので楽でした。中東や北アフリカの砂漠と比べると規模は比べ物になりませんが、それでも日本では青森県の猿ヶ森砂丘に次ぐ規模(観光できる場所としては最大規模)です。エリアの案内…

続きを読む

出雲地方の旅行記(6) - 夕日が撮れなかった須々海海岸の「洗濯岩」

松江城の駐車場から「武家屋敷」や「小泉八雲記念館」がある通りをゆっくりと走って若干雰囲気を味わいながら、こちらで紹介した須々海海岸にある「洗濯岩」を見に行きました。松江から約30分で着きました。夕日が日本海に沈むシーンを撮りたかったのですが、雲が出てしまい期待した写真になりませんでした。それでも穏やかな海を背景にした「洗濯岩」の風景は心が和みます(こちらとこちら。紹介した写真と同じアングルですが…

続きを読む

出雲地方の旅行記(5) - 松江城

第1日目の2か所目「松江城(Matsue Castle)」(別名:千鳥城、Plover castle、Black castle)の入口に駐車場(有料)があり、直ぐに見学ができて良かった。日が長くなったといえども既に16時になっていました。松山城周辺地図はこちら。天守閣は木々の間に見え(こちらやこちら)、良く維持されているのが分かります。お城の公園は桜の名所100選に選ばれていますが、その時期は過…

続きを読む

出雲地方の旅行記(4) - 出雲大社(4)

出雲大社について後2点ほど。こちらは「十九社(じゅうくしゃ、末社十九社本殿)」です。八足門の東西に2棟があります。境内の構成はこちら。神在月に八百万の神々が「神議」の会議で出雲に集まりますが、神様は「十九社」にお泊りになります。もう1つはこちらで、おみくじをこんなに付けているのを見た事がありません。まだ第1日目ですが、2か所目は松江城の天守閣に登る予定にしていました。出雲からの移動は宍道湖の北側…

続きを読む

出雲地方の旅行記(3) - 出雲大社(3)

出雲大社の境内・四の鳥居の前には、左右に「大国主大神」に関わる日本神話の説話を題材とする銅像があります。1つは「因幡の白兎」で、だいこく様と助けられた白兎の話しです(こちら)。説話の概要はこちら。第2日目に鳥取砂丘を訪れましたが、途中の道路沿いに白兎海岸(及び白兎神社)などの表示があり、白ウサギに関わる像・土産などが出ていました・・・因幡の国が鳥取県東部とは認識できていませんでした。因幡の国とす…

続きを読む

出雲地方の旅行記(2) - 出雲大社(2)

「大国主大神」が祀られる御本殿は正面が南に向いていますが、御神座は西を向いています(こちらを参照)。heimenzu.gif (224×300) via kwoutそこで御本殿の左側端垣には小さな拝礼する場所があり、正面での拝礼の後でそこでも拝礼するのが良いとしています。以前の投稿で横から見た時の写真を掲載しています(こちら)。現在の御本殿(延享元年(1744年)の造営遷宮)は高さ:約24m(8…

続きを読む

出雲地方の旅行記(1) - 出雲大社(1)

今回から出雲地方の旅行記を始めます。羽田空港からは出雲空港へはJAL便ですが、WiFi経由ブラウザで無料のエンターテインメント番組がビデオで見られる様になりました(こちらを参照)。飛行時間は1時間強ですから落ち着いて見られる時間は余りありませんが、時間潰しになります。尚、帰り便では別機種だった事もありWiFi経由のサービスは使えませんでした。出雲空港に着いたら早速レンタカーの手続きを済ませて出雲…

続きを読む

出雲地方の旅行 - [第3日目] 石見銀山、立久恵峡【改訂】

4月14日23時過ぎに自宅に戻りました。出雲空港を夕方に発って羽田空港到着後に、空港ビル内で食事の場所を探してエレベータに乗っていると、急にかごの照明が消えて停止し、「地震が発生したので降りてください」とのアナウンス。周囲の人の動きを見てもそれらしい様子はなく、単なる故障にしてはアナウンスが妙だと思っていて帰宅後テレビを付けたら、熊本の地震について緊急ニュースを流していました。(気象庁の地震情報…

続きを読む

出雲地方の旅行 - [第2日目] 鳥取砂丘、足立美術館

第2日は松江市内のホテルから鳥取砂丘に向かいました。出発時にカー・ナビの行き先設定をする時、所要時間が4時間ほど掛かるとの事でビックリしました。Google地図で事前に調べていた時は2時間ほどでした。カー・ナビのルート選択を変えてもそれほど変わらなかったので、やむを得ず山陰道を無理やり選択するように運転しました。結果的にこれまでカー・ナビ上で工事区間であった部分が通行可能になっていたと分かりまし…

続きを読む

出雲地方の旅行 - [第1日目] 出雲大社、松江城

出雲地方の旅行、昼前に出雲空港に到着、直ちにレンタカーで出雲大社に向かいました。40分ほどで到着し、先ずは腹ごしらえで出雲割子そばを頂きました。さて、出雲大社の本殿は正面の「八足門」と「瑞垣」に守られて、周りながら見られるだけですが、横から見た時のその大きさには驚きました(こちら)。大きさ自体は奈良の大仏殿を見ているので、単純な大きさではそれと比べると・・・大きいとは言えないのですが、大社造りは…

続きを読む