ベクター画像作成ツール(12) 「Gravit Designer」(9)

前回利用したパブリック・ドメインで使える「Scalable Vector Graphics」を公開しているサイトでは、FORMAT=SVG以外にも、HORMAT=EPSの画像も公開しています。 EPS(Encapsulated PostScript)形式はAdobe System社が開発したもので、同社のアプリなどで保存ファイルとして使われています。歴史的な経緯から良い画像が揃って…

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ベクター画像作成ツール(11) 「Gravit Designer」(8)

今回はインターネットで公開しているフリーなアイテムを活用してみます。 インターネット上でパブリック・ドメインで使える「Scalable Vector Graphics」を公開しているサイトは幾つかありますが、今回はこちらのサイトから画像を借用します。 描きたい画像をイメージした上で、メニュー「VECTORS」のプルダウンメニュー・カテゴリーを使って要素とする画像をダウンロードして…

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ベクター画像作成ツール(10) 「Gravit Designer」(7)

今回はベクター画像作成ツール「Gravit Designer」の「ペンツール」を中心に使ってみます(こちら)。 「ペンツール」で三角形の角とする3ポイントをクリックすれば閉じた図形を作れます(こちら)。多角形もポイントを増やすだけで容易に作成できます。更に、ポインターツールで図形を選択した上で、右フレームの「インスペクタ」タブの機能で色付けやシャドウなどを付ける事ができます。 …

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ベクター画像作成ツール(9) 「Gravit Designer」(6)

前回はこちらの状態で終えました。 未だエレメント「shell」は手付かずになっています・・・「shell」はエレメント「drink」と同様にグループ化されているコンテンツです。そこでグループを解除した所がこちら。レイヤー表記で要素が分離されているのが分かります。 グループ解除したアイテム夫々を分離配置した所がこちら。 今回はエレメント「shell」の周辺の白色と影を削除する為に、必要…

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ベクター画像作成ツール(8) 「Gravit Designer」(5)

今回は「Gravit Designer」のレイヤーとエレメント(アイテム)の結合・グループ化などです。新規キャンパスでページを始めます(こちら)。 そこに図形やライブラリーからのエレメントを取り込みます(こちらやこちら)。 更にPC上の画像を取り込んだ状態で左フレームのレイヤータブを見ると、夫々のエレメントが一覧になっているのが分かります(こちら)。 さて、ワイングラスを持つエレメント「…

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ベクター画像作成ツール(7) 「Gravit Designer」(4)

前回までで「ライブラリー」からアイテムをキャンパスに取り込み、画像編集してpng画像への出力(エクスポート)する所まで終えました。今回は出力周りの追加コメントです。 さて、png画像への出力(エクスポート)に当たってキャンパスは白色でしたが、インスペクタでキャンパスを不透明度 0% とする事ができます(こちら)。 キャンパスの色設定をしても、不透明度の設定もできます(こちら)。 png画像…

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ベクター画像作成ツール(6) 「Gravit Designer」(3)

前回は左フレームの「ライブラリー」からアイテムをキャンパスに取り込みました(こちら)。 「fox」と「book」をメニュー「変更」→「重ね順」→「最前面へ」で表示順位を上げた上で、「fox」と「book」を包み込むように「house」の拡大操作をします(こちら)。 「monster4」回りでは絵文字を縮小して配置し、円と三角も発言を入れる枠に変形します(こちら)。 「fox」の夢見…

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ベクター画像作成ツール(5) 「Gravit Designer」(2)

今回はベクター画像(SVG)作成ツール「Gravit Designer」のライブラリから、作成したい画像に適した図形・イラストなどを取り込む操作です(編集操作は別途)。 キャンパスは前回と同じ候補を選択して開始します(こちら)。 先ず、左フレームのライブラリー・タブから「ステッカー」を選択します。スクロールダウンでライブラリーが多数の図形・イラストなどを予め備えているのが分かります。ここか…

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ベクター画像作成ツール(4) 「Gravit Designer」(1)

今回からベクター画像(SVG)作成ツール「Gravit Designer」を使ってみます。「Gravit Designer」は高度な描画・編集機能やレイヤ扱いなどを備えていますが、特別な特徴として多数の図形・イラストなどを予め備えたライブラリを持っている事です。 早速こちらから「Gravit Designer」公式サイトにアクセスし(こちら)、右上の「Start Now」で無料アカウントの…

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ベクター画像作成ツール(3) 「SvgPathEditor」(3)

これまでは大雑把な図形で実行していましたが(こちら)、少しは実用的な描画をしたいと思うとグリッドを細かくしたくなります。「Snap to Grid」を無効にする事ができますが、左右対称な描画をしたい場合など位置の確認が大変です。 「SvgPathEditor」ではマウスのスクロールボタンでグリッド幅の調整ができますので、その上でこちらはローソク燭台を描画する為の一部を既に描いたものです。 …

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ベクター画像作成ツール(2) 「SvgPathEditor」(2)

今回は前回に作った描画を変更してみます(こちら)。 描画の直線の終点を選んで「・・・」→「Convert to」→「C Curve to」とすると(こちら)、直線上に2点が付加されます(こちら)。 その点を左右に動かす事で直線が曲線になります(こちら)。 最後に「・・・」→「Insert After」→「Z Close Path」で、終点と開始点を結んでこちらの描画になります。 長方形…

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ベクター画像作成ツール(1) 「SvgPathEditor」(1)

今回からは無料で使えるベクター画像(SVG、Scalable Vector Graphics)作成ツールを幾つか使ってみます。最終的には多機能で多くの用途に使える「Inkscape」に行きつきたいと思いますが、先ずベクター画像について理解できるベーシックな範囲のツールとし、続いて利用目的に沿って簡易な操作にしているツールと進めてからにしたいと思います。ベクター画像(Vector graphic…

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画像の背景を削除してくれるサービス「remove.bg」を使ってみた

画像の背景を削除してくれるサービス「remove.bg」を使ってみました。基本は人物や商品の背景を削除するサービスですが、少し限界を確認する為に意地悪な写真も使ってみる事にします。 「remove.bg」へはこちらからアクセスします。 先ず、典型的な例として人物(元画像はこちら)の抽出です(写真は「ぱくたそ」から借用)。操作は画像をWebサイトにドラッグ&ドロップ…

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絵画風の画像に変換できる無料ソフト「FotoSketcher」(6) テキスチャ、切り取り、その他

これまでは一連の絵画化の中でいろいろな操作を組み合わせましたが、使いきれなかった操作の幾つかをここで使ってみて、最終回にしたいと思います。 最初は「選択部分を切り取る」で、絵画化したい部分だけ抽出できます(こちら)。リサイズと同様に、事前準備で一般の画像ソフトを使わなくて済みます。 切り取った結果がこちら。ここで描画パラメータを指定するウィンドウは右下のアイコンで左上に退避でき、…

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絵画風の画像に変換できる無料ソフト「FotoSketcher」(5) 水彩画風

前回と同様にリサイズした所から開始します(こちら)。 今回は水彩画風に挑戦し、最初に「ペイント5(水彩画)」を選択します(こちら)。 先ず描画パラメータを変更しないで描画したのがこちら。 変更しないでも落ち着いた感じが出てよいと思いますが、「効果の強さ」と「色の強さ」を強調し、逆に精細さを求めて「ブラシストロークの強さ」と「イメージの単純化」を弱めた所がこちら。「輪郭のソフト化」も…

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絵画風の画像に変換できる無料ソフト「FotoSketcher」(4) 油絵画風(3)

前回と同様にリサイズした所から開始します(こちら)。 今回は最初に元写真を修整(調整)してから始めます(こちら)。 元写真の修正では「コントラスト」を強くしました(こちらで左が修正したもの、右は元写真のままなので比較できます)。そして「描画スタイル」を「ペイント10(ブラシストローク画)」にします。 「ペイント10」でパラメータを変更せずに描画したのがこちら。 少し精細にする…

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絵画風の画像に変換できる無料ソフト「FotoSketcher」(3) 油絵画風(2)

前回と同様にリサイズした所から開始します(こちら)。 今回は「ペイント4(ブラシストローク画)」を選択します。フレームの追加以外の描画パラメータを変更せずに描画したのがこちら。 今回は少し精細さを出す為に、ブラシの最小・最大サイズを小さくし、「ブラシストロークの精密さ」を上げ、「ブラシストロークの数」を多くしで描画した所がこちら。 ここでは画布の感じを出す為に、「テクスチャ」も指定…

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絵画風の画像に変換できる無料ソフト「FotoSketcher」(2) 油絵画風(1)

今回はこちらの画像を使いますが、元画像は2250×4000と大きくパラメータ指定の効果が表れにくいので、最初からターゲットサイズにしておいてから絵画化をする事にします(こちら)。 実際にリサイズした所がこちら。 描画方法として「ペイント6(油絵画)」を選択します(こちら)。 「フレームの追加」だけして、描画パラメータを操作せずに描画した所がこちら。 ここで「効果の強さ」を…

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絵画風の画像に変換できる無料ソフト「FotoSketcher」(1) 基本の流れ

写真を簡単に絵画風の画像にするソフトの改訂紹介を久し振りに見たので使ってみました。そのソフトは無料で使える「FotoSketcher」(Ver 3.60)ですが、10年前にこちらで紹介しています。メニューが日本語表示になったりしているので、全く新しいソフトとして使ってみます。 こちらからダウンロード&インストールします。 インストールして起動した所がこちら。 早速1つの画像を開…

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AI技術を使った背景を透過にしてくれるWebサービス「remove.bg」

AI技術を使って何も指定条件を与えなくても、写真から人物画像部分を抽出し、背景を透過にしてくれるWebサービス「remove.bg」が登場しました。こちらから使う事ができます。 トップページにある通り、PC上のファイルを選択するか、画像のURLを指定します。これ以外の指定をしないで実行支持して数秒待つと、結果がこちらとこちら(以下の画像は無料写真素材サイト『足成』から借用又は自写)…

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